事例紹介

工事原価の把握

ソリューション DENSOL
業種 建設業 規模 100人~500人
課題

工事原価の精度が低い。材料費や諸経費は現場監督が毎月末まとめて精算するのを待たないとわからない。外注費は請負先から届く請求書を事務処理するまでわからない。人件費は事務担当が独自に算出するので、根拠が薄い。工事原価は事務処理が終わった後に集計されるので、報告があがるまで2、3ヶ月かかかる。そのため現場で何か問題が起こっていても手の打ちようがない。

解決

EAST2では、タブレットをつかって現場で精算でき、自動で材料費や諸経費の原価を計算します。現場監督が毎月末精算を行う必要がありません。外注費は発注処理を行った段階で推定実績として原価に計上しますので、外注先の請求を待つ必要がありません。また、現場勤怠と工数管理が連動していますで、現場で勤務打刻を行えば、勤務表の作成と工数入力をまとめて終わらせることができます。現場従事毎に本人または現場監督が工数を入力をおこなうので、精度の高い人件費をリアルタイムに把握することができます。

このように、システム上で日々の業務を行う事でリアルタイムに工事原価が集計されますので、問題の兆候をつかむことができ、早目に手を打つことが可能です。

機材の回転率向上

ソリューション DENSOL
業種 建設業 規模 100人~500人
課題

現場代理は現場から現場へ渡り歩いてく。その際に必要な機材は、いちいち倉庫に戻すのが面倒なのと、次の現場で使う際に在庫がないこと憂慮して、使わない期間も現場に囲っておく。すると、新しい現場ができた際、倉庫の機材はいつも在庫がないため機材を新規に購入するか、リースする必要がでてくる。

解決

EAST2の資機材管理では、機材の入出庫を管理し、今どの現場が、何をいくつ持ち出しているかをリアルタイムに見える化しました。この情報を事務所上長も含め現場代理人間で共有しているため、必要な機材の在庫がなくても、現場間で融通することができるようになりました。また、機材の予約機能もあり、いつから何の機材が必要かを登録しておけば、必要に応じて上長が現場間の調整をおこなうようになりました。加えて、機材の在庫がなく購入やリースすれば、その購入費やリース代は該当現場の原価になります。しかし、社有機材の場合、これらはいくら使っても原価になりません。そこで社有機材でも時間単価を設定できるようにし、現場で持ち出している間は原価として計上するようにしました。そうすることで、機材を持ち持ち出しているあいだ原価が増えてゆくため、現場代理人は、こまめに機材を返却するようになりました。

これら、総じて社有機材の回転率があがり、不要な機材の購入やリースがなくなりました。

簿外品の管理

ソリューション DENSOL
業種 建設業 規模 100人~500人
課題

工事会社の倉庫で資材を管理しているが、持ち出した資材が余った際には再び倉庫に戻してくるが、次に持ち出すものは戻ってきた使いかけの資材ではなく新しい資材から持ち出していく。

解決

EAST2の資機材管理機能では、倉庫から資材を出庫した段階で、件名の原価として計上しています。そこで、簿外品用の棚を設け、使いかけの資材はもとの棚ではなく簿外品の棚に戻すようにしました。簿外品の棚の物は出庫処理をしなくてよいので件名の原価には計上しません。作業者は簿外品の棚から優先的に持ち出すようになりました。

保全車の在庫管理

ソリューション DENSOL
業種 その他サービス業 規模 100人~500人
課題

電気設備の保守を行っている。保全車に必要な機材や材料を載せて現場を回るが、作業者は現場での材料欠品を恐れて保全車に積めるだけ積んで現場でに出てしまう。倉庫では材料を貯蔵品として管理しているが、保全社に材料がどれだけ積まれているか把握していないため、棚在庫が不足すると補充してしまう。そのため、倉庫と保全車で余剰在庫を抱えてしまっている。また、保全車はいつも満杯で走っているため燃費が悪い。

解決

EAST2では、在庫管理に仮出庫機能を追加し、現場在庫の管理をできるようにしました。本件では保全車を現場在庫とみなし、倉庫から保全車に積んだ段階で仮出庫、保全車から材料を使った段階で本出庫とし原価に計上することにしました。そのため、倉庫の担当者も棚在庫に加え今、保全車にどれだけ材料が積まれているかを把握して上で不足品の補充を行い、また保全車間での融通、保全車での材料の滞留率から適正な現場在庫の判断もできるようになりました。

工事現場の出面管理

ソリューション DENSOL
業種 建設業 規模 100人~500人
課題

工事現場では、作業者が本当にその日、その現場にちゃんと行ったかが問題になる。誰が、いつ、どの現場で、何時間作業をしたか、を把握することは、工数および人件費原価を把握するうえで重要な要素であるが、一方で不正の温床になりやすい。

解決

スマホ版の出面打刻システムを開発しました。作業者は作業を開始する際に、現場を選んで開始打刻。作業を終わった際に終了打刻することで、誰が、いつ、どの現場で、何時間作業をしたかを把握できるようになりました。加えてスマホのGPS機能を使い、選択された現場の半径何m以内にいないと打刻できないようにしました。そうすることで、作業者が必ずその現場にいた、といいう証拠になります。

また、当システムには前述のシングルユーザモードに加え、マルチユーザモードもあり、スマホを持たない作業者のため、作業者にはQRコードを持たせ、現場監督がそのQRコードを読むことにより作業者を特定して打刻することもできます。